大好きなお菓子選び、ちょうどいい量で【スタッフ・こげら日記】

2025-04-21

買い物に行くと、決まったお菓子を選ぶご利用者がいる。
「これ」と指をさして、いつものお気に入りをカゴに入れていく。
好きなものが決まっているから、迷うことなく手が動く。

けれど、気づくと同じお菓子がいくつもカゴに入っている。
「そんなにたくさん食べるのかな?」と思うこともある。
とはいえ、「戻してね」と言ってしまうと、不満につながることもある。

どうすれば、本人の気持ちを大切にしながら、
ちょうどいい量で買い物ができるのだろうか。

「今日はどれにする?」と、選ぶタイミングをつくるのが一つの方法だ。
例えば、カゴにどんどん入れてしまうときに、一度手を止めてみる。
「これとこれ、どっちにする?」と指をさして見せると、
「うーん」と考えながら、一つを選ぶことがある。

また、買い物を始める前に「◯個までね」と伝えてみるのもよい。
一度に全部は伝わらなくても、お菓子を取るたびに「あと◯個だね」と
手元を指して見せることで、少しずつ意識しやすくなる。

「おうちにまだあるかな?」と聞くのも効果的だ。
ジェスチャーで「ある」と教えてくれることもあるし、
「今日はこれくらいにする?」と聞くと、考えてくれることもある。

言葉だけで伝えるのが難しくても、指差しや視覚的な工夫で調整することはできる。
「好きなものを買う楽しさ」を守りながら、
ちょうどいい量でのお買い物をサポートしていきたい。
(kuma)


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